「生活費の足しに副業をはじめたい」 「以前から副業に興味がある」 「でも何をすればいいのかわからない・・・」
このようなことで悩んだ経験ありませんか?
近年の物価上昇などから副業に関心を寄せる人が増えています。
そんな数ある副業の中で「便利屋」が注目を集めているのをご存知でしょうか?
便利屋といえば、家事代行や不用品回収、草刈りなど日常的な作業が主なため、経験や資金面において未経験でもはじめやすい副業です。
本記事では、便利屋業務のメリットや作業内容、収入モデルや注意点など、便利屋副業の大まかな概要を盛り込みました。
現在副業を探しているけれど、何をはじめるか決まっていない方はぜひ読み込んでみてください。
記事を読み終えることで「便利屋副業の具体的な内容」がわかるだけではなく、「収入の柱」を作る方法が身に付くと思います。
こんな方におすすめ
- 副業で悩んでいる
- 未経験でもはじめやすい副業を探している
- 将来的に脱サラも考えている
- 感謝をいただく仕事がしたい
- 好きなときに働けて頑張った分収入が欲しい
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便利屋副業をはじめるメリット
副業として便利屋をはじめるメリットがさまざまで具体的には以下があります。
- スケジュールが決めやすい
- 信頼関係を得るとリピートされやすい
- 未経験でもはじめやすい
- スキルや経験が活かせる
- お仕事が幅広く単価もさまざま
便利屋の業務は不用品回収や清掃、草刈りなど「日常の困りごと解決」が主な仕事になります。依頼されるお客様は「仕事が忙しい」「高齢なので力仕事をお願いしたい」など、どうしても手がつけられないと悩んでいる方が多いものです。
そのような日常の困りごとを解決することが主なミッションとなります。
現場経験を重ねていけばスキルはもちろん、まじめに作業していればお客様から直接「ありがとう」といった言葉をいただけたり、リピーターさんも増えたりするため、やりがいがある仕事といえます。
副業とななればまずはできる範囲のお仕事を受注することで、空いた時間や休日を利用して稼ぐことができるでしょう。
副業から便利屋をはじめるデメリット
便利屋副業のデメリットは以下の通りです。
- 体力仕事が多い
- 単価が安い仕事もある
- 仕事の量が不安定なときもある
- 天候や季節で仕事内容に影響することも
- 副業の場合は緊急の仕事に対応できないこともある
便利屋はお客様のご依頼先に出向き作業することが基本となります。
中には掃除や引っ越しなどの依頼もあるため、体力を必要とする作業が続くこともあるでしょう。
また、夏は草刈りの作業が多いなど季節ならではの仕事が舞い込むため、時期によっては仕事量に変動が出ることもあります。
さらに隙間時間や週末を利用した副業であれば、緊急の問い合わせなどは対応できないこともあるでしょう。
しかしながら、まじめに仕事に取り組むことで次第に信頼関係ができたり定期的に依頼が舞い込んだりするため、少ない作業時間で効率よく稼ぐことも期待できます。
便利屋はどのぐらい稼げる?
便利屋は専門的知識やスキル、設備投資などの資金もかからないため、利益率はそれほど悪くないと思います。
作業にもよりますが、1件完了したら5,000円稼げることはザラにありますし、何より開業資金を必要としないのでリスクもほとんどありません。
専業となれば、はじめて3カ月ほどで月50万円売り上げる人がほとんどのようで、中には月100万円から300万円売り上げる人もいるようです。
スキルや知名度も上がれば単価も高くなり、アルバイトや従業員を増やせば作業労力も軽くなるかもしれません。
今では、便利屋で脱サラや独立する方も増えているほど世間では必要とされている業種なのです。
便利屋の作業内容一覧
よくある作業内容は以下の通りです。
メモ
- オフィス移転・事務所引っ越し
- 単身引っ越しや団地内・敷地内引っ越し
- トランクルームの出し入れ
- 不用品回収
- 家電リサイクル処分
- ゴミの片付けや掃除
- 草むしり・草刈り
- 木の伐採・伐根
- 木の剪定
- 除草剤散布
- つた・つるの撤
- 蜂の巣やゴキブリ駆除
上記は一例ですが、簡単な作業から専門的な作業まで幅広いことがわかります。最初は簡単な作業でも、お客様から信頼を得ることで大きな仕事につながることも多々あるものです。
必要なスキルや資格とは
便利屋は資格やスキルがなくてもはじめられます。基本的に引き受ける依頼に応じて取得しても問題ありません。
しかし、便利屋の依頼はさまざまなため、必要に応じて資格を取得しておくことがオススメです。便利屋が持っておくと良い資格を一部紹介します。
「運転免許」
依頼者の元に足を運ぶことや資材を運搬する際に車があると便利なため。
「古物商・廃棄物収集運搬業の許可」
便利屋業務でも比較的多い不用品回収の際に役立ちます。不用品の買取や販売をするならば「古物商許可」が必要となります。
また、不用品を廃棄物処分する場合は、産業もしくは一般廃棄物収集運搬業の許可が必要です。
「電気工事士」
住宅コンセントの設置や照明類の増設、移設などをするのであれば「第二種電気工事士」の資格を持っておくと安心です。電気工事関連の仕事は資格の有無によって作業範囲が決まります。
「害虫駆除の資格各種」
害虫駆除は資格がなくても作業ができますが「防除作業監督者」や「ペストコントロール技術者」の資格を保持していれば依頼者からの信頼も得られるでしょう。
ただし、害虫駆除で強い薬剤を使用する場合は、「毒物劇物取扱者」の資格が必要となる場合もあるので必要に応じて見極めが必要です。
副業として便利屋をはじめる注意点
副業として便利屋がオススメであることをお伝えいたしましたが、はじめる前には注意点があります。気をつけることを事前に知っておくことでトラブルも回避できるでしょう。
ここからは副業として便利屋をはじめる際の注意点をいくつか紹介していきます。
安全作業のために事前確認をしっかり行う
便利屋はさまざまな作業をするため、高所に登ったり重量物を持ったりします。
必要な道具を揃えることや必要に応じて資格を取ること、法令遵守することで自分やお客様を守ることにつながります。
体力を使う仕事である
便利屋の仕事は不用品回収や引っ越しなど体力を使う仕事でもあります。
体力に自信がない人は負担が大きくなることもあるでしょう。無理のない範囲で仕事をすることが大切です。
常に仕事の質を高める
便利屋は直接お客様のもとで作業するため、仕事の質を常に高めることが求められます。
そのためには、「お客様は何を求めているのか?」「作業の品質にばらつきはないか?」などを常に考える必要があります。
現場経験をたくさん積み、仕事の質を高める勉強も大切なのです。
お客様の信頼を大切にする
お客様と直接やりとりする仕事のため、信頼関係は非常に大切になります。
なぜなら、信頼があれば、仕事も途切れることもなくお客様に貢献できるからです。
便利屋に求められるお客様の要望はさまざまです。たとえば、
「時間がないから早く作業してほしい」
「時間をかけてもいいから丁寧に作業して欲しい」
「なるべく安く作業してほしい」
などがあります。
すべての要望に応えられませんが、お客様にとってどのようなことをしたら喜ばれるのかを考えるのが重要です。
そのため、地域に根付いた信頼できる便利屋ともなれば、リピーターも獲得しやすくなるでしょう。
仕事量が不安定なときがある
便利屋は、誰かから仕事を割り振られることはなく、自ら仕事を取りにいくしかありません。
ただ待っているのではなく、お客様に向けて発信する必要も出てきます。
また、草刈りなど季節によって作業が立て込むこともあれば、閑散とする時期もあるでしょう。
ただし、便利屋業務に慣れてくれば対応できる作業も増えてきます。そのため、本業と両立をしているならば、仕事量を把握しておくことも重要です。
良くも悪くも仕事量に波があることを念頭においておきましょう。
まとめ:便利屋副業はやりがいもあり将来独立もできる
ここまで便利屋副業について紹介しました。特徴をまとめると以下のようになります。
未経験でもはじめやすい
「日常のお手伝い」から開始できるため、特別なスキルや資格は不要。
経験や専門スキルを身につければ仕事量や収入につながる
開始当初は単価が低くても、仕事の幅や質が高まってくれば仕事量が増えたり単価があがったりすることもある。
お客様から感謝の言葉をいただける
便利屋の醍醐味は「お客様から感謝の言葉をいただける」こと。
「ありがとう。助かったよ」「またお願いするね」「頼んで良かったです」
など、達成感やモチベーションにもなるので喜びを噛み締めることも大切です。
これらを意識するだけでも便利屋副業のハードルは下がったと思います。
しかし、まだまだ奥が深い仕事でもあるので、まったく一から便利屋をはじめるのも不安があるものです。
以下のサイトは便利屋のフランチャイズに関してよくまとまっていました。
「これから便利屋で稼いでみたい」「便利屋に興味が出てきた」と感じた方は参考にしてみてください。